どうも、Ryuです。
ギリシャ編その2になります。
前回の坂の多い町、デルフィがとても好きになり、
一気にギリシャに対するイメージがよくなりました。
気分が良くなり、デルフィでは個人商店で現地名産の瓶入りのハチミツを購入しました。
あまり日本人には知られていないかもしれません。
ただ長い旅行、それもバックパックだと、
全ての重量が自分に降りかかってくるので、
序盤に重めのお土産を買ってしまうと結構ツライです。
2010/08/23 – 08/29 ギリシャの旅
ギリシャといえばサッカーだ。
いつかのユーロ選手権でも優勝したし、FIFAランクも思った以上に(失礼)高い。
とにかくテレビではいつでも大体1局以上はサッカーを流しているし、
ほとんどの局が同時間に流している場合もあった。
それほどサッカーは愛されている。
もちろんカフェやバーでも流れており、
外に椅子を出して親父同士頭を同じ方向に向けながらTV観戦をする。
カランバカのレストラン。
ムサカという魚料理とグリークサラダ。
サラダがまた、日本のレストランの申し訳程度のサラダだと思って注文すると痛い目を見ることになる。
このあとデザートのぶどうも来て、お腹パンパン。
13ユーロ。
場所はココ!
100%の確証はないが、おそらくこのレストラン。
ただおそらく当時と名前が変わっている気がします。
日中は目の前に大きく奇妙な岩石群が観れるので、おすすめです!
TOTTI guesthouse。
歩き方には載ってないが、ロンリープラネットには載っている。
シングル25ユーロ。
最初は道でバイクのおっちゃんに勧誘され、一度は断ったものの、
狭い町なので再度遭遇。
半信半疑のままバイクの後ろに乗り連れて行ってもらう。
一階は昔からの金物屋のような風情。
そしておっちゃんはやたらちょくちょくお菓子をくれるのがちょくちょく嬉しい。
場所はココ! Toti’s Rooms
さっきのレストランからすぐ近く。
ストリートビューは2012年と古いが、
私が訪問した2010年よりも一階の金物屋がよりパワーアップした気がする。。
そこからまた近くに『Toti Boutique Rooms』というホテルもあり、
こちらはおしゃれなプチホテルといった感じで、ウェブで検索するとこちらしか出てこない。
オーナーはあのバイクのおじさん?
歩き方には、この通りは毎週金曜に市場が開かれるらしく、
偶然金曜だったので見に行くことに。
といっても丁度宿の前の道だった。
外に出ると金物屋からおっちゃんの子ども(もしくは孫)二人が出てきて、
飴をくれた。
地球で行われているほとんどのことは自分の知らない所で行われており、
ご多分にもれず、ここでも旅人をもてなす良いDNAが受けつながれているらしい。
フィロクセニオン。ギリシャ語で旅人を愛すという意味らしい。
朝も大して腹もすいていないので、市で小ぶりのプラムを0.3ユーロで買ってかじりつく。
これぐらいでいい。
写真右の少年と少女から飴をもらいました。
もう10年以上も前だから、立派に大きくなっていると思います。
ギリシャはヨーロッパの人にとっての観光地というポジションですが、
そうやって愛される理由が少し分かった気がしました。
この市場もザ・田舎のヨーロッパの市場という空気感があり、
全く観光客向けではなく、現地の人による現地の人のためのものでした。
カランバカに到着した夜もうっすら見えていたが、
明るくなってからこの景色を見ると、本当に異様な光景だ。
あまりにも唐突な景色で、人工物として認識したほうが理解しやすいぐらい、
圧倒的な自然物だ。
メガロメテオロン修道院までのバスがほぼないため、
タクシーで行く。 9ユーロ。
一番高いところにあるメガロメテオロン修道院。
自然と人工が渾然一体となっており、そこに歴史が加わっている。
まさにこれぞ複合遺産ともいうべき場所だ。
階段はめちゃめちゃ急なので、体力、筋力をつけて登ることをオススメします。
世界遺産には文化遺産、自然遺産、複合遺産という3つの種類があり、
このように自然の造形と人工物が渾然一体となっているものは複合遺産と分類されます。
今でもギリシャ正教会の修道士がここに住んでいるのだから、すごいですね。
百聞は一見にしかず。
変に説明するよりも、この写真はうまく説明してくれる。
滑車のついたロープの先端にカゴが吊るされており、
そこに日用品や食材を入れてもらい、建物内に引き上げていました。
No Photoじゃなかったので、俺も撮ってしまったが、
今までの修道士の遺骨だろう。
ギロピタ。 1.5ユーロ。
これはおいしかった。
昼はこれでいいな。
今日も移動でテッサロニキへ。 今回は電車。
パレオファルサロス駅で乗り換えると、
ギリシャの兵隊さんたちが団体で座っており、わいわいしている。
久しぶりの休暇なのだろうか、テッサロニキ駅に着くと、兵隊さんたちは、
恋人と抱き合う者、母と歩いていく者、大勢に迎えられ、重い荷物を持ってもらう者となり、三々五々散っていく。
電車の所要時間は途中のパレオファルサロス(Palaiofarsalos)駅
での47分間を除き、3時間弱。車内で座席の下にスーパーで買った
illyのコーヒーの粉と大きなm&m’sを丸々置き忘れました💦
町のキオスクで売っている雑誌の付録がでかい。
水筒もあるし。
アテネではあまり見かけなかったが、SEX SHOP,Erotic MegaStore,そしてアダルト映画館まである。
宿を決める。シングル30ユーロ。
ここは部屋の匂いが、まさしく日本のビジネスホテルの部屋と同じ匂いがした。
泊まったのはOlympic hotel。
改めてgoogleマップで見ると、2019年のストリートビューでは営業中のようでしたが、
ホテル予約サイトには掲載されておらず、おそらく廃業したと思われます。
エレベーターが手で開けるタイプだったと思います。
歩き回ったけどホテルがなかなか空いていなくて苦労した思い出があります。
テッサロニキは第二の都市で、さすがに発展している。
さしずめ東欧との玄関口といったところか。
それに海も意外に近く海産物も豊富。
とても気持ち良い。
冬はどうかは分からないが、
夏はとにかく気持ち良い。
テッサロニキは他のギリシャの街と比較して、はっきりと目立つ観光名所がなく、
ツアー客にとってはあまり馴染みのない場所なのかと思いますが、
街の規模もあまり大きくなく、海も歩いてすぐの距離にあり、
第2の都市なのである程度発展しており、滞在しやすい場所だなと感じました。
連日連夜の移動のため、テッサロニキでは休むことに。
といっても2泊するだけだが。
でもその間町中を歩き倒し、様々なものを見た。
そのおかげか、この旅で初めて脚が痛くなった。
ギリシャ名物ギロ。 6ユーロ。
店員さんが美人だったから入った。
そういや隣の欧米人二人はギロピタを一人一つ頼み、
ペロッと食べるとまた一つずつ頼んでいたな。
たしかにそれぐらいでいいなと思った。
次の日の朝、
朝6時過ぎ発の国際列車に乗り込む。
初めての国際列車。
初めての欧風コンパートメント。
初めての陸路国境越え。
俺のコンパートメントは俺一人だったので(蚊を除いて)、非常に快適に読書が出来たし、
昼寝が出来たし、
車窓を眺めることが出来た。
テッサロニキから目指すはブルガリアの首都ソフィア。
この間は今までの景色の変化とは違った。
まず空がいくらかどんよりしてきた。
車内は肌寒くなり、景色も、だだっ広い野原に家畜らしき生き物がたくさんいたり。
ふと行きの飛行機で乗り合わせた日本人のおじさんを思い出した。
「ギリシャと違い、東欧はそろそろ肌寒くなってくるから、そんな格好じゃきついよ。」
悔しいが当たっている。
しかしそれで荷物が増えるくらいなら俺は半そで短パンで耐える!
という、冬の登校時の小学生のような発想で、ブルガリアに乗り込むことになる。
ブルガリア編に続く。。
以上、ギリシャ編でした。
日数としては1週間ほどですが、この頃は(今もあんまり変わってないですが)
夜着いて寝て朝昼観光、移動して夜着いて寝て・・という行動パターンなので、
常に忙しなく移動していました。一ヶ所に長く滞在したくない病に冒されていたようです。
ただ記憶がその分凝縮され、もっと長い期間旅していたような錯覚に陥ります。
次にギリシャに行く際は、ミコノスやサントリーニなどの島々と、バスで出会ったダンサーのギリシャ人がおすすめしていたレフカダ島にも行ってみたいと思います!
次回は旧共産圏のブルガリアです。旅の仲間も増えます。お楽しみに。
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