北インド🇮🇳一人旅~デリー・アーグラー・バラナシ・ジャイプル~ 喧噪と貧困と紙幣の汚れ その1

アジア

またしても過去の旅行記になります。

2008年の夏に、

に行って以来、気持ちとしてはどこでもいいので、

早く次の目的地に向けて飛び立ちたいという焦燥に駆られていました。

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2009/10/27 – 2009/11/08 インドの旅

大学生の当時は、細々とバイトをしつつ、

有利子の奨学金が毎月7万円入ってきていたため、

また、旅以外には贅沢はしていなかったので、

お金にはあまり困っていませんでした。

そこで、今度は友人と行ってみたいな、と思い、

『ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、トルコの旅』

ギリシャ イメージ図

をしないかと友人に声をかけたのですが、みんな一様に、

「お金がない」「バイトが抜けられない」と言い、

(あるいは自分が好かれていなかったのかもしれません。)

最終的に大阪の大学に通う、高校時代の友人、A君を誘い、

2009年の夏休みに1か月の予定で行くことにしました。

彼は非常に乗り気で、色々旅に必要なものを事前に準備し、

心を躍らせて、来たるべき時を待っていました。

そして出発当日、東京駅のホームで待ち合わせ、

一緒に電車で成田空港に向かっていた時、

ふと何気なく私がパスポートケースを触ると、

なんとパスポートの感触がなかったのです。。

一瞬で血の気が血の気が引く思いでした。。

既に成田空港の3つ手前の駅まで来ていました。

一応空港の航空会社のカウンターで事情を説明したところ、

「パスポートがなければ搭乗できません」とのことでした。

今考えれば当たり前のことですが。。

結局、自宅に取りに戻る時間もなく、

その旅はおじゃんとなってしまいました。

ちなみに、パスポートは自宅のプリンターの

スキャナーに挟んだままでした。

前回の旅は寝坊で帰りの便を逃し、

今回はパスポートを忘れるというまさかの事態で、

かつ今回は友人もいたので、申し訳なさでいっぱいでした。

この件でだいぶ落ち込みましたが、何とか日にちを工面し、

再度一人で、インドを訪問しよう、と思い立ったわけです。

今回のインド編も当時密かに書いていた旅行記をそのままに、

部分的に補足情報を付けております。

旅行記

若者パッカーの登竜門、インドです。

実はこの年の夏に別の国に行こうとしたのですが、

直前にインフルにかかってしまい、さらにこともあろうにパスポートをプリンターにはさんだまま忘れ、

それに気付いたのが空港駅の3つほど手前だったので、あえなくキャンセル。。

その後気分あらため、遠藤周作の深い河も事前に読み、

いざインドへ。

インドに行くと、人は二つに分かれる。

インドにハマってしまうか、大嫌いになるか。

個人的な結論を言うと、

ハマりました。  ジョージハリスンの気持ちが少しばかり分かりました。

Ryu
Ryu

当時の日記はなんとか明るく振る舞おうとしてますが、

内心めちゃめちゃ落ち込んでいます。

今回はアシアナ航空さんにお世話になります。

アジアのハブ空港、インチョン経由です。

機内食。

しかし右下の唐辛子チューブの使い方が全く分からず、

隣の韓国の方をチラッとみると、

米にぶっかけているww

日本で言う卵かけご飯みたいなことかな。

夜中一時インド着。

Ryu
Ryu

まだ昔のボロボロの

インディラガンディー空港の頃です。

空港からバスでコンノートプレイスに出たのが運のつき。

狂犬病もちの犬がうようよしてて、早くそこからオートリクシャでパハールガンジに向かおうと思ったのですが、

なぜか道が途中で通行止めになっており、しかたなく近くの宿に行ってくれと言ったのですが、

走行中、一人のインド人が歩いてこっちに向かってきて、

減速したリクシャを見計らい俺のサイドバッグを露骨に奪おうとしてきました。

俺は左腕だけで対応し、

リクシャのスピードを上げて難を逃れたのですが、

今のは何だと聞くと、

「あいつは酒に酔っているんだよ。」やって。

これがインドの洗礼か。

Ryu
Ryu

ウォーキングデッド シーズン1のジャケットみたいに、

道路のど真ん中にぽつんと一人フラフラしてました。怖いです。

まさにこんな感じ👇 笑

そうしてリクシャが行き着いた先は怪しい旅行会社。

そこで起きてきたオヤジに事情を説明すると

今日は何ちゃら祭りで高いホテルしか空いてないと言われ、

実際安い宿に電話しても満室。

途方にくれていると、オヤジが今からタクシーでアーグラーに行けばいいと言い、

いくらか聞くと、22000円やとさ。

正直ボっとるのは分かってましたが、

さっきの一件で怖かったので、

タクシーで行くことに。

Ryu
Ryu

この悪徳旅行会社も撮っておけばよかったと後悔。

でもディワーリーの祝日で混んでいるのは事実かもしれない。

今となっては証明のしようのない話。

早くも2度目の洗礼。

その途中撮った写真。

タクシーでは当然寝れず、

ふらふらで着いた宿がシャンティロッジ。

ちょっと前に弾丸トラベラーでこの屋上のレストランからマリエと藤井リナがタージマハルを見ていたので、ここに決定。

シングル250ルピー。

Ryu
Ryu

少し部屋で仮眠してから外出。

当時のレートは1ルピー=2円

まずはシャワーを浴びてブランチへ。

場所はココ! シャンティロッジ (Shanti lodge)

外壁も新しくなってます。面した道路も舗装されて綺麗になってます!
受付の机は変わらず。


というのも、チェックイン時に手渡された、部屋のドアの鍵タイプの南京錠が、

うまくかからず、この受付にいた店主に確認しに行ったところ、

「お前が壊した。100ルピー払え!」

と難癖をつけられ、そこから10分間、

その場で言い争いました。

でも時間がもったいないと思い、私が負けてしまいました。

恐ろしい、インド。

そんな思い出の受付台です。笑


shankara vegisでバナナラッシーとターリー。110ルピー。

ものすごい多かった。

唯一首都に野良牛がいる国、インド。

マジでいっぱいいました。

でも人馴れしていてそんなに怖くないです。

時々うんこ垂れ流しているときがありますが。

Ryu
Ryu

今思うと、野良牛がいる唯一の首都ではないですね、

ソマリランドにはいるって高野秀行氏が言っていたような。

他のアフリカの国々にはいるところもあると思います。

すごい印象的に感じるように作られている。

やるな、シャー・ジャハーン。今で言うデキる男ってやつやな。

しかし入場料が高い。他の場所も含め750ルピー。

圧倒的な存在感。

そしてあまり考えていなかったが、

外国客はさることながら、

インド人の客もめちゃくちゃ多い。

女性は派手派手のサリーを着て、旅行のおめかしをしている。

つづいてはアーグラー城。

ここは敷地が広大で全部は周れなかったが、

要所をおさえて観光。

リスや猿も大量。

ここの小さく茶色い部分は全部リスです。

サイクルリキシャのリキシャワーラーが自ら撮ってくれと志願。

周りの子どもは、  知りません。 何かいつのまにかいました。


いやぁ、自分で言うのも何ですが、
のっけから波瀾万丈ですね。笑

そして旅が始まったら始まったで、理不尽なことが起きると今でも少しイラッとしますね。

ちなみに、デリーからタクシーでタージマハルの町、アーグラーに来たわけですが、

タクシーの運転手からは、「仮眠してから、タクシーを降りた場所に戻ってきてくれ! アーグラーの観光地を案内するから。」

と言われたので、仮眠後向かいましたが、もちろん誰もいませんでした。
一体何なんでしょうね。

というわけで次回インド編 その2です。

Ryu
投稿者

三重県出身
旅に役立つ情報やホテル、ガジェットのお得最新情報、個人の旅行記を紹介いたします。Youtubeもやってます。
趣味:バドミントン

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