北インド🇮🇳一人旅~デリー・アーグラー・バラナシ・ジャイプル~ 喧噪と貧困と紙幣の汚れ その4

アジア

そういえばふと思い出したのですが、皆さんは沢木耕太郎氏の著書、深夜特急はご存じでしょうか。

世代的に言うと、

私よりも少し年配の猿岩石のヒッチハイクの前後あたりにバックパッカーをしていた世代

が該当するのかと推測しますが、深夜特急のテレビのスペシャルドラマ版で、

大沢たかおが主役の沢木耕太郎を演じるものが全3部作にてありました。

名古屋テレビ(今のメーテレ)制作なので、放映時はテレ朝系列にてやっていたのだと思います。

それもまた本と同じで何度も見てしまうような、ある種の中毒性があるのです。

私も全部通して10回近くは見ていると思います。特に東南アジア編が好きです。

そんなドラマの作中で、バラナシにてモケと言う役名の物売りの少年が出ていました。

実はインド編その2のバラナシにて、

北インド一人旅~デリー・アーグラー・バラナシ・ジャイプル~ 喧噪と貧困と紙幣の汚れ その2

左:私 右:モケ

!!!

何と現地滞在中に、ふらふらとしていたら、
彼に声をかけられ、彼の店に案内されました。

彼は「自分はドラマに出たモケだ。」と言い、

正直半信半疑でしたが、彼の顔をしっかり見ると、確かに当時の面影があるように思えたので、

一緒に話をしました。日本語も少し話していたかな。。忘れました。

ちゃんと当時のドラマの資料なんかも保有しており、日本人旅行者を見つけると、

よく声をかけているみたいです。

彼の店は確かダシャーシュワメートロードという通りが
ガンジス川にぶつかった近辺だったと思います。

ウェブ上には他にも彼に関する情報があるみたいで、日本人女性と結婚されたみたいですね。

さて、旅も終盤になり、なんとか再びデリーに戻ってくることができました。

最初から色々ありましたが、自分なりに割と密度の濃い日々を過ごした気がしました。

デリーでは都市部らしい過ごし方をしてみましたので、よければ見ていってください。

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2009/10/27 – 2009/11/08 インドの旅

旅行記

翌日家族にナマステと告げ、

バスでデリーに。

結構時間かかりました。6時間半くらい。

やっと念願のパハールガンジ。

宿はスカイビューゲストハウス。 300ルピー。

部屋で休憩していると廊下でHYの

『こわい〜くら〜い♪』をおそらく日本人が鼻歌で歌っていました。

Ryu
Ryu

バスは長距離バスではなく、普通の路線バス。176ルピー。

途中ノートで数学の勉強中の小学生が隣に座ってきて、一緒に問題を解いたりしてました。

そうこうしているうちに、デリーに差し掛かったようで、全員降ろされ、鉄格子のついた小さいチケットブースが外に一つだけあり、そこに列もなく客がただただ群がっていました。

一瞬怯みましたが、それではデリーに戻れないので、同じように群がり、何とかチケットを入手。ただそこはバスではなく、前払いのオートリクシャーだったようで、210ルピーを払いニューデリー駅へとお願いしました。

メトロでコンノートプレイスへ。

門番のいるマックでチキンマハラジャマックセット119ルピー。

マックの中にいる人はどことなく富裕そうな人ばかり。

コンノートで人気のシェイク。

店の周りには飲んでいる客がたくさん。

世界遺産クトゥブミーナール。

断言します、カリン塔です。

世界遺産フマユーン廟。

インド門。

世界遺産ラールキラー。

定休日で外から。

ジャマーマスジット。

ムスリムがいっぱいいた。

Ryu
Ryu

ここからニューデリー駅にオートリクシャーで戻ろうとすると、

運転手が「10でいいから乗せてやるよ」と言われ、降りる際に「10$よこせ。」みたいになり、

大声を張り上げて喧嘩した記憶があります。 こんなことが普通に起こります。笑

結局10ルピー投げつけて帰ったんやったかな。。

インド最後の晩餐はタンドリーチキン発祥の店、

モティマハル。

Ryu
Ryu

味は正直そんなにびっくりするほどでもなかったです。

中は広いんですが、全く客がおらず、何だったんでしょうか。

ちなみに、ドバイのモティマハルの支店にも出張の際に、

インド系のお客さんに連れていってもらうことになるとは、この時は夢にも思っていません。

場所はココ! モティマハル(moti mahal)

ニューデリー駅の裏手という立地ですので、アクセスは比較的良いかと思います。

google mapのコメントも老舗なので流石に多いですし、健在ですね。


そろそろ帰らねば。

Ryu
Ryu

ニューデリー駅の目の前にあるこのパハールガンジという通りは、安宿からいろいろな小売店、レストランなど、旅人には便利な場所です。ネットカフェで欧米の人がおそらく母国の親とskypeをしていて、そういう風に使うんだなあとこの時初めて知りました。

そんな便利な場所の反面、客引きも多くて辟易する場所でした。

私の行った1年後の2010年に、デリーで何かの国際会議があった際に、この通りの道も舗装され、写真の土埃舞う道ではなくなったようです。よかったよかった。

旅猿で出川はこの道でオレンジ色のキャリーバッグを転がしてましたね。笑

残りの小銭ルピーを使い切る。

それにしても空港はどこでも何でも高い。

このティーだけでも23ルピーとは。

でもこの一杯で落ち着ける。

Ryu
Ryu

パハールガンジから、エアポートタクシーで空港へ。220ルピー。

何かインドの旅が終わると思うと、何も成し遂げてないんだけど、何かを成し遂げたかのような達成感を感じたのを覚えています。実はこの日記を振り返っていると、そろそろ行きたいな、と感じています。

インチョンのマックがある階でユッケジャン。

8000ウォン。

イライラや恐怖や色々あったが、

この景色を見るとどうでもよくなる。

そんな気がしました。

Ryu
Ryu

これにてインド編終了です。ショートトリップとはいえ、インドを旅すると、

もうどんな場所でもある程度の場所なら行けるんじゃないか、という変な自信がついてきます。

ただこの旅まではずっとシングルルームばかり泊まり、ドミトリーは何となく避けていたくせに、よくそんなこと言えたものだと思います。皆さんもインドに呼ばれた際は是非!!

未だいただいたことのない、コメントをいただけると嬉しいです!

Ryu
投稿者

三重県出身
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趣味:バドミントン

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