インド編その3になります。
バラナシを後にし、再び夜行列車に揺られて、
今度はインド西部ラージャスタン州の州都、ジャイプルを目指します。
ラージャスタン州は一気に砂漠地域になり、とても砂っぽい街が多かった印象です。
そしてここではとある出会いから、少し怖いけど面白い体験をしました。
若かったからこその経験かもしれないです、今なら怖くて遠慮してしまうかもしれません。。
2009/10/27 – 2009/11/08 インドの旅
旅行記
バラナシ駅構内のレストランで食べたマサラドーサー。20ルピー。
春巻きみたいな食感で旨かった。
車内でインド人が食べていておいしそうやったんで便乗して購入。
パパイヤ、トマト、きゅうり、バナナをカットして塩コショウとレモン汁をかけて出来上がり。
15ルピー。
朝食に丁度いい。
ちなみにインドの電車の安い席だと、基本窓が開けっぱなしなので、
砂埃入り放題で、常に体が砂っぽく、更に汗もかくので非常に不快です。
あとゴミも窓から捨てまくってますが、インド人曰く、「ゴミがないと掃除が仕事の人の仕事を奪うことになる」と言って、その発想には驚きました!
ジャイプルに到着。
オートリクシャで宿に行って荷物を置き、
まずは地球の歩き方に載っていたlassiwalaのラッシーを飲みに。
このラージサイズで24ルピー。
高いなりに濃厚でウマイ!!
当時はこの安い土器みたいなコップにチャイが入ってくることが多かったです。
みんな飲み終わったら外に放り投げ捨ててました。まぁ土なので良いのか。
今もこの土器あるのかな?
lassiwalaの外観。
歩き方に載っていたオヤジさんもいました。
場所はココ! ラッシーワラ(LASSIWALA)
今も健在みたいです。それどころか、google mapの写真で見ると、
外観も改装し、よりレベルアップしているみたいです。
2つ右隣の同名のラッシー屋はコピー店かな?
姉妹店だとしたら、お客さんがあまりいないみたいです。。
リクシャワーラーに昼食はウチで食べてけと言われ、
市街の南のほうにある家で御呼ばれすることに。
この人の親父はムスリムで、写真を撮りたかったが断念。
しばしタバコを燻らせながら歓談。
奥さんと娘さんは台所にこもりっきりで、
何か昔の日本のようだなと感慨に耽る。
このごはんが、レストランで食べるのよりもどこか素朴で飾り気がなく、
本当の庶民の味を頂いた。
カメラを向けると「俺を撮るな!」と言われたので、少し怪しいかもと思いましたが、
結果的にはご飯もいただき、これがまたその辺の店で適当に食べるより美味しいのは
何でなんでしょうね。。 とてもありがたかったです。
ピンクパレス。
ピンクシティのシンボル。
近くのジャンタルマンタルは2010年に新たに世界遺産に。
昨日のムスリムの親父さんに誘われ、
ジャイプルからデリーの途中にある実家でいとこの結婚式があるとか何とかで、
車で乗っけてってもらうことに。
そこは砂漠のど真ん中にある普通の村。
何にも無さ過ぎて怖い。
車で2時間くらいかけて着いた村は砂漠にある村という感じで、観光客は全くおらず、
最悪のケースになった場合、どのように助けを求めようかと考えを巡らせていました。
お宅は庭がとても広く、母家と私が寝泊まりさせてもらった離れがあり、少し裕福な方だったのかもしれません。
シルエット。
この後いとこ夫婦を家で待ったが、
何かのトラブルで今日は来れないことに。
みんな大笑い。
ただ泊めてもらうことに。
しかし親父はラクダ100ドルやら、
息子は内緒で一緒にガンジャやろうやら、
全部断りました。
周囲は完全に砂漠なので、電気がほとんどなく、星がとてもキレイに見えました。
その屋上で急遽いとこの結婚式のお祝いが延期になったとかでみんな大笑いで終わりました。
(今となってはこれが本当だったのか、元々なかったのか定かではありませんが、どうなんでしょうか。。同じような経験をされた方もしいらっしゃったら、コメントいただけると嬉しいです。今更ですが。笑)
そして暇なので屋上で大声でそれぞれが熱唱タイム。お前も何か歌えと言われ、
ミスチルのinnocent worldを一人大声で熱唱した記憶があります。
そしてそこは全てが平和に終わることがないのがインド。
まずラクダに乗る前に息子が休憩中の私の部屋に来て、
マッサージをしてあげようか、や
一緒にガンジャー(マリファナ)をやろう、などと
怪しい行動に出てきたのですが、全て断りました。
この時点で何か胡散臭くなってきたな、と思いましたが、
夜になって今度は親父がラクダは隣人が所有しているから、100ドル払ってくれとか言ってきました。私は乗る前に本当に無料で乗せてくれるのか? と何度も確認していたので、それはずるい!! という話になり、問答の結果タダにしてもらいました。実際問題所持金もほぼありませんでしたが。
翌朝、近くの路線バスのバス停で降ろしてもらい、路線バスでデリーへ行くことに。
予定していた旅ではなくなりましたが、これもまた旅と割り切った気分でした。
少し成長したかもしれません。
ということで次回その4はいよいよ首都デリー編です。
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